イタリア語で「赤い頭」。かつての名車250TR、500TR同様にエンジンのカムカバーが赤く塗られたことからこう名付けられたこのクルマ。登場は1984年10月のモンディアル・ド・ロトモビル(パリ国際自動車ショー)でのこと。
より簡単に作られ、安価になることと同時に、高速化も自動車の進化においてとても大切な要素だ。その挑戦はグランプリの場で絶えず繰り返されてきた。そのシーンで忘れられない名車のアイコンこそがフェラーリにおいてはTR(テスタロッサ)だ。この挑戦はクルマの進化と同時に、私たち人間の進化でもある。そして連綿と繰り返されるその挑戦の中で性能は向上し、やがて自動車が文化になってきたのだ。「赤い頭」はそういう文化のアイコンなのである。
赤いヘッドの180度V型12気筒エンジンを心臓にもつこのクルマの誕生。あの時の衝撃は今も昨日のことのように思い出されるものである。往年の名車は過去の「遺産」なのではなく、人類が生み出し進化させてきた自動車を通じて「ひとたび挑戦する」とはこういうことだと映しだしているかのよう。ある種の生々しさこそがテスタロッサの本質なのではないだろうか。
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2025/2/5
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・年間1回の走行イベントへの参加権利
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